京都市左京区嵯峨清滝

2020年03月26


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Road Map :府道137号で清滝トンネルを抜けて愛宕山登山口の清滝に入る。
Route Map:清滝から月輪寺への参道入口がある林道に入る。
日本の滝』 林道は離合出来ない狭い道なので、行楽シーズンには車で行かない方が良いかも。
ウィキペディアから
 空也の滝(くうやのたき)は、京都市左京区清滝月ノ輪町の愛宕山山麓にある滝。
空也滝(くうやたき)とも言う。 落差15mでチャート(丹波層群)の崖の上から
豊富な量の水が流れ落ちる。 平安時代中期の僧空地(903年頃〜972年)が修行した
との伝がある滝である。 現在も滝行行われる修験の地である。
空也の滝
  変化の多い段瀑であり、好きな形態の滝であったが、それより車での林道走行が気になり、対向車が来ないことを祈り続けて復路を歩いた。
'20年度の京都府の滝巡り
  空也の滝 → 毘沙門滝菩提滝霧ヶ滝滝又の滝
空也の滝 (落差14m)
 今回、何が怖かったと言うと清滝から月輪寺登山口までの林道であり、舗装はされていたが、実測2kmの間、離合出来ない狭い道であり、離合スペースも2ヶ所程しかなかった。対向車が来れば、どちらかが長いバックを強いられることになる。
  幸い、今回は往復共に対向車は来なかったが、土日祝日にはこうはいかないだろう。この林道は '02年04月に愛宕山に登った時に月輪寺から清滝まで歩いて戻っているが、車での通行は困難との記憶しか残っていなかった。 もう、車では行きたくない。
くうやのたき
所要時間:駐車場から滝まで10分程。
愛宕山への登山口、月輪寺の参道入口には車3台分の駐車場があったが、
月輪寺への参拝者のみ駐車可の強い表示があった。
愛宕山への登山口であるが、前回はここに下山して、清滝まで林道を歩いているが、
当時は滝には強い興味がなく、”空也滝”にはまったく興味が行っていなかった。
沢沿いに滝見道(参道)が始まる。 道は石組の階段でよく整備されていた。
水量の少ない平凡な沢であり、渓谷感はまったくなかった。
沢で見栄えする所はこんなものか。
大きな鳥居が出て来て、後ろには建屋が建ち並んでいた。
お寺か神社か判らないが、立派な建屋が建っていたが、
人は住んでいない様に見えた。
どこかの集落の路地裏を抜けて行くような雰囲気になる。
更に階段道を進むと廃屋と新築しようとしていた鳥居が出て来た。
路地を抜けると、凄い倒木が積み重なっており、
滝修行小屋は倒木に埋まれる様になっていた。
約10分程で、落差14mの分岐瀑である ”空也の滝”に着く。 信仰の滝なのか、周辺は宗教色がかなり強かった。
滝の横には ”役行者”と”前鬼”と”後鬼”が睨みを利かせていた。
滝行小屋を見るが、今は使われていないのでは・・・
下流側に見られた倒木と流木の山。 この下に滝行小屋がある。
渓谷風の場所もあるが、水量が少ないのが寂しかった。
よく整備された滝道を下って行く。
悪くない沢の雰囲気であるが、感激するものも無かった。
清滝から始まる林道はPまで2kmあり。
滝の専門書には直瀑と書かれていたが、これは段瀑だと思う。